伊勢崎市民病院の近くで出会った、澄んだスープの塩ラーメン。休日の午後にやさしい時間を

こんにちは。

群馬県伊勢崎市田中島町の菊地瑞記税理士事務所、スタッフKです。

休日の午後、伊勢崎駅方面から車を走らせ、伊勢崎市民病院の裏側（太田町側）へ向かいました。

連取本町を抜け、病院の正面ではなく裏手の静かな通りを少し入ると、落ち着いた雰囲気のラーメン店があります。

運ばれてきた塩ラーメンは、まず見た目の美しさに心を奪われました。

黄金色に透き通ったスープの上に、レモンの輪切り、白髪ねぎ、わかめ、メンマ、炙りチャーシューが彩りよく並んでいます。

スープをひと口いただくと、塩のやさしい旨味と出汁の深みが口いっぱいに広がり、レモンの酸味がほんのりと後味を引き締めてくれます。軽やかでありながら、しっかりとした満足感のある味わいでした。

塩ラーメンは、ラーメンの中でも特に“素材の味”を大切にする一杯です。鶏ガラや魚介、昆布などの出汁をじっくりと煮出し、白濁させないように丁寧に仕上げたスープに、塩をベースにした「塩だれ」で味を整えます。その控えめな味付けの中に、麺や具材、出汁の香りがしっかりと生きていて、まさに料理人の技と心遣いを感じる味でした。

お店を出ると、病院の裏手の道には穏やかな風が流れていました。連取町や太田町、茂呂町方面へと続く道には、住宅街が広がっています。少し車を走らせると、宮子町や田中島町の商業エリアや安堀町方面にもすぐに出られ、伊勢崎の街のコンパクトさと暮らしやすさを感じました。休日の昼下がりに、地元の静かな場所でゆっくりと食べる塩ラーメン。心も体もやさしく整うような、穏やかなひとときでした。